本記事では2023年3月の「RMS準拠スマホトップページ作成機能」リリースに伴い、「スマホトップの表示設定」機能でお選びいただけるようになりました、「GOLD利用タイプ」と「RMS準拠利用タイプ」の違いについてご説明させていただきます!
RMS準拠スマホトップページ作成機能の特長など詳細については以下よくあるご質問ページをご確認ください。
🔰 RMS準拠スマホトップページ作成機能について
GOLD利用タイプってなに?RMS準拠利用タイプってなに?
そもそも、「どうしてGOLD利用タイプとRMS準拠利用タイプがあるの?」と思われている店舗様もいらっしゃるのではないでしょうか。
2022年4月18日より楽天市場で実施されております「トップページ改善プロジェクト」による影響となります。
プロジェクトの詳細は以下よくあるご質問へおまとめしておりますため、ぜひご確認ください。
👉 2022年、楽天市場のRMSスマホトップ リニューアル計画について
1. GOLD利用タイプについて

GOLD利用タイプはビーノで作成されておりますPCトップページなど、楽天GOLDにアップロードされているトップページを表示するタイプとなります。
GOLDではHTML/CSSの制限がございませんため、自由なページ作成が可能です。
⚠注意点
2024年1月(予定)以降はスマートフォン版新店舗トップページへ強制移行となります
現在の楽天市場全体の方針としまして、2023年12月(予定)にはスマートフォン版新店舗トップページへの統一化が決定されております。
そのため、2024年1月(予定)時点にて新店舗トップページへ未移行の場合は楽天市場システム側で強制的に移行される模様です。
上記強制移行に伴い、2024年1月以降、GOLD製スマホトップを表示されます場合は、新店舗トップページへGOLD製トップページへの誘導バナーを設定する形となりますため、その点はどうぞご注意くださいませ。
※2024年1月以降もGOLD製スマホトップへのリダイレクト(自動転送)機能が提供終了となるのみで、GOLD製ページ自体を利用・表示することは可能です(楽天側非推奨)。
詳細は「2022年、楽天市場のRMSスマホトップ リニューアル計画について」をご確認ください。
▼スマートフォン版新店舗トップページへの誘導バナー設定例
◆スマートフォン版新店舗トップページへ移行されていない店舗様へ
現在のGOLD製スマホトップへのリダイレクト機能は2023年末12月頃まで利用できる予定となっております。
そのため、ギリギリまで新店舗トップページへ移行せず、GOLD製スマホトップをご利用いただくことも可能でございます。
2. RMS準拠利用タイプについて

RMS準拠利用タイプは、2022年4月18日に楽天市場でリリースされた新店舗トップページの仕様に沿って作成したトップページを表示するタイプとなります。
GOLD利用タイプとは異なり、HTML/CSSを利用することはできず、また、設定可能なパーツやパーツ数に上限などが設けられています。
各タイプの詳細な違いにつきましては、↓にご説明させていただきます。
各作成タイプの違いを見てみよう!
それぞれの作成タイプにおける違いを「基本的な仕様面」と「提供パーツの仕様面」から表にまとめました!
※RMS準拠利用タイプにつきましては、「ビーノでの作成」と「RMSでの作成」で一部異なる部分がございますため、個別に記載させていただいております。
なお、先に結論を簡単におまとめしますと…
- GOLD利用タイプは…
- △ スマホトップを表示するために1ステップ増える
- ○ PCトップページと自動連動が可能(ビーノのPCトップ利用時)
- ○ デザインカスタマイズやパーツの設定における自由度が高い
- RMS準拠利用タイプは…
- ○ バナーを介さずにスマホトップを表示することが可能
- △ PCトップ・スマホトップそれぞれ個別に作成する必要あり
- △ デザインカスタマイズやパーツの設定における自由度は低い
といったように、各作成タイプによって「できること」「できないこと」が異なっております。
そのため、それぞれの作成タイプについてよく比較・検討していただいた上で、選択する作成タイプを決めましょう。
なお、あとから作成タイプを変更することももちろん可能です!
作成タイプの変更方法はコチラ!
基本的な仕様比較
GOLD利用タイプ (ビーノで作成) | RMS準拠利用タイプ (ビーノで作成) | RMS準拠利用タイプ (RMSで作成) | |
---|---|---|---|
PCトップページとの 自動連動 | ⭕ 可能 | △ 現状は個別に作成 (将来的に連動可能) | △ 現状は個別に作成 (将来的に連動可能) |
スマホトップページの 表示方法 | △ リンクバナーを介す | ⭕ 直接表示 | ⭕ 直接表示 |
複数トップページの 作成・保存 | ✗ 不可 | ⭕ 可能 | ⭕ 可能 |
デザインカスタマイズ ※背景 / フォント等 | ⭕ 独自HTML/CSSでの設定が可能 | ✗ 不可 | ✗ 不可 |
トップページ単位での表示期間指定 | ✗ 不可 | ⭕ 可能 | ⭕ 可能 |
外部リンクの設定 (Twitter / Instagram / Facebook / Youtube など) | ⭕ 可能 | △ 申請すれば可能 | △ 申請すれば可能 |
提供パーツの仕様比較
GOLD利用タイプ (ビーノで作成) | RMS準拠利用タイプ (ビーノで作成) | RMS準拠利用タイプ (RMSで作成) | |
---|---|---|---|
提供パーツの種類 | ― 17種類 | ⭕ 23種類 | ― 16種類 |
各パーツの設定数上限 | ⭕ なし | ✗ あり | ✗ あり |
バナーの表示期間指定 | ⭕ 可能 | ✗ 不可 | ✗ 不可 |
商品一覧パーツの種類 | ― 7種類 | ⭕ 11種類 | ― 5種類 |
掲載商品の自動更新 (商品名 / 商品画像の更新) | ⭕ 可能 | ⭕ 可能 | ⭕ 可能 |
在庫切れ・倉庫入り商品の自動非表示 | ⭕ 可能 | ⭕ 可能 | ✗ 手動での削除が必要 |
にぎわいパーツの提供 (新着商品レビュー / 店舗内ランキング) | ✗ 他社ツールの 利用が必要 | ⭕ あり | ⭕ あり |
結局どちらを選ぶべき?

「仕様の違いはわかったけど、結局どっちを選べばいいの?」って思われている店舗様もいらっしゃるかと思いますので、作成タイプを選ぶときのポイントや弊社視点でそれぞれのタイプ別におすすめの店舗様パターンをご紹介します!
作成タイプを選ぶときのポイント☝️
優先事項を決める
例えば…
- 「なにがなんでも自由度の高いトップページを作りたい」といった場合は「GOLD利用タイプ」を使用する
→ 「RMS準拠利用タイプ」では様々な制限があるため。
- 「自由度は下がってもいいから、トップページを表示する際にバナーは介さず直接表示したい」といった場合は「RMS準拠利用タイプ」を使用する
→ 「GOLD利用タイプ」では新店舗トップページへのリンクバナー設定が必須となるため。
といった形で、どの点を優先するかをお決めいただくことで、作成タイプも決定しやすくなります!
GOLD利用タイプがおすすめの店舗様パターン
1. 既存のGOLDスマホトップをギリギリまで継続利用したい場合
- ビーノのPCトップページと自動連動したい場合
- SUMAOU!で作成したGOLD製SPトップを表示したい場合 など
2. 独自のHTML/CSSを使用してカスタマイズをされたい場合
- 背景デザインやフォント装飾(文字サイズ・文字色変更等)をされたい場合
- 他社のにぎわいツールを埋め込まれたい場合 など
3. RMSでの新店舗トップページシステムの機能が拡充するまで待ちたい場合
- 新店舗トップページでの提供パーツが増えてから乗り換えたい場合 など
4. 意図せず一度新店舗トップページへと切り替えたものの、GOLD製スマホトップに戻したい場合
- 誤って新店舗トップページを反映してしまったものの、やっぱり自由度の高いGOLDトップページへ戻したい場合 など
なお、楽天市場では新店舗トップページへの移行が推奨されておりますことから、2023年12月(予定)以降はGOLDトップページへの自動転送が強制終了となり、リンクバナーを介しての表示となりますことご注意ください。
RMS準拠利用タイプがおすすめの店舗様パターン
1. すでにRMSで新店舗トップページを反映されている店舗様
- RMSの新店舗トップページ作成機能ではなく、ビーノの機能を利用されてみたい場合 など
2. ショップトップへの導線をスムーズにされたい場合
- 新店舗トップページへリンクバナーを設定して、GOLDトップページへ誘導することに懸念がある場合 など
3. 早い段階で新たなスマホトップ仕様に移行しておきたい場合
- いずれ新店舗トップページへの移行が必須となるのであれば、早々に切り替えておきたいといった場合 など
4. シンプルで統一感のあるスマホトップを作りたい場合
- 背景デザインや文字装飾等のないとてもシンプルなページ作成をご希望されている場合 など
RMS準拠利用タイプをビーノで作成するメリットは?
ビーノ独自の機能が多数あります!
ビーノの「RMS準拠スマホトップページ作成機能」では、少しでもページ更新の効率化にお役立ちできるよう独自機能を開発しました!
1. テンプレート機能
簡単にトップページを作成できるよういくつかのパターンでテンプレートをご用意しました。
2. 特定条件での商品一覧表示が可能
RMSへご登録済みの商品を「新着順」「更新順」「レビュー評価順」など、特定の条件に基づいて表示することができます。
3. 各商品一覧パーツは自動更新が可能
商品名の変更や価格の変更はもちろん、倉庫入りとなった商品や削除された商品も自動で非表示にすることができます。
4. 無料提供バナーの配布
様々な商品ジャンルで使用できる多種多様なバナーを豊富に提供しております!
なお、ビーノの「RMS準拠スマホトップページ作成機能での特長」は以下よくあるご質問ページへおまとめしておりますため、ぜひご確認くださいませ。