楽天市場のSKUプロジェクトについて

本記事では2023年4月より楽天市場で行われているSKUプロジェクトの概要とビーノでの変更点についてご案内いたします。

また、ビーノでは楽天市場側の新仕様に沿って、機能開発を行っております。

そのため、SKUプロジェクトの全体像や仕様・変更点等につきましては、RMSの店舗運営Naviや説明動画等も必ずご確認の上、店舗様ご自身でも理解を深めていただけますと幸いです

▼RMS店舗運営Navi: [SKUプロジェクト] 対応ガイド
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000045945

▼楽天大学(RuX): 第一弾「SKUプロジェクトの概要【基礎理解編】」
https://daigaku.rms.rakuten.co.jp/rmsapp/watch/70465

なお、本記事へ記載以上のSKUプロジェクトに関する詳細についてはRMSカスタマーサポートへとお問い合わせくださいませ。

RMSコールセンター:050-5533-1899(平日9:00〜18:00、土日祝9:00〜18:00)
RMSその他お問い合わせ先一覧
https://navi-manual.faq.rakuten.net/others/000037063

要点だけ知りたい方へ

まず、「詳しい内容はいいから、要点だけ教えて!」という方向けに結論のみ記載します。

  • 2023年4月以降、楽天市場の商品登録機能がSKUに対応したバージョンへ順次移行開始されます
    • SKU移行に伴い、現行の「項目選択肢別在庫」「タグID」は廃止されます
  • SKU移行後は、SKU単位での価格設定等ができるようになります
    • そのため、同商品の価格違い等を1つの商品ページ上に表示できるようになります
  • 2023年7月末頃を目処にビーノもSKUに対応した商品登録機能へアップデートします。
    • 1日でも早くご提供できるよう、全力で対応しております (´˚灬˚`)=3
    • なお、事前にRMS店舗運営NaviにてSKUプロジェクトの概要や変更点の把握をお願いいたします
  • SKU移行前に必要なご対応について
    • SKU移行日が7月31日よりも早い場合、移行日変更の申請をお願いいたします。
      • 移行日の変更申請は楽天より通達されているメール内リンクよりご申請が可能です。
    • SKU移行日までに一時保存商品の登録・削除をお願いいたします。
      • 詳細はこちらをご確認ください。
  • ⚠ビーノでのSKU対応前に先行して移行される場合の懸念点
    • ページ作成機能(トップページや特集ページ)への影響
      • ビーノシステム側での対応が完了するまでの間、一部の商品一覧パーツで商品情報の取得・表示ができなくなります。(6月上旬対応完了予定)
        詳細はこちらをご確認くださいませ。
    • 商品登録機能への影響
      • ビーノシステム側での対応が完了するまでの間、ビーノの商品登録機能をご利用いただくことができなくなります。(7月末対応完了予定)

本リニューアルに関する詳しいご説明は下部をご覧くださいませ!

SKUプロジェクトってなに?

「そもそも楽天市場のSKUプロジェクトって、一体なんの話?」という方も多いかと思われます。

簡単に書きますと、

現状、楽天市場での商品検索は商品ページ上のテキスト情報(商品名や商品説明文など)に依存した検索となっており、検索内容とは違う商品も表示されるため、希望の商品を見つけづらい状況となっています。

上記状況を改善し、楽天市場でお客様が商品を探しやすくしよう! という楽天計画です。

詳細については、以下RMS店舗運営Naviや楽天大学にて説明がありますので、ぜひそちらをご確認ください。

▼RMS店舗運営Navi: [SKUプロジェクト] 対応ガイド
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000045945

▼楽天大学(RuX): 第一弾「SKUプロジェクトの概要【基礎理解編】」
https://daigaku.rms.rakuten.co.jp/rmsapp/watch/70465

※ Biiino 、SUMAOU! の計画ではなく、楽天市場側の計画となります

SKUとは?

SKUは受発注や在庫管理を行う際の「最小の管理単位」という意味

例えば、上の画像のように1つの商品に対して、

  • オレンジのSサイズ
  • オレンジのMサイズ
  • ブラックのSサイズ
  • ブラックのMサイズ

と4つのバリエーション(種類)がある場合、1つ1つのバリエーションをSKUといいます。
上記商品ページでは4つのSKUを販売している、といった状態)

SKUでなにが変わるの?

SKU単位の管理に変更されることで、商品ページが大きくリニューアルします。

また、リニューアルに伴い、今まで楽天市場ではできていなかった以下のようなことができるようになります!

1. 同商品の価格違いを1ページで並べて表示が可能に

例えば、ベッドのフレームを販売するとき、これまでは「シングル」と「セミダブル」では価格が異なるため、別々の商品ページにしていたと思いますが、SKU移行後は1つの商品ページ内でそれぞれの価格を並べて見せることができます。

そのため、価格違いの同商品を比較する際に別ページに移動する必要がなくなり、回遊性の向上にも繋がります!

2. 3軸以上のバリエーション設定が可能に

これまでの項目選択肢別在庫表では、「縦×横」の2軸までしか設定ができませんでしたが、SKU移行後は3軸以上のバリエーション設定ができるようになるため、豊富なラインナップを表示することができます。

3. 楽天サーチ上でのバリエーション表現が可能に

楽天サーチの検索結果上でその商品が持つバリエーションを表現することで、商品ページへの遷移を促進することができます。

4. 楽天サーチ上でSKU画像・単価が表示されるように

これまで項目選択肢別在庫表に設定していた画像は表示がされませんでしたが、SKU移行後はSKU単位の画像が検索結果に表示されるようになります。

また単価も表示することができるため、楽天サーチ上での商品比較がより簡単になります。

RMS店舗運営Naviより引用

店舗様側でのご対応について

(1)SKU移行日が 7月31日 より早い場合、移行日の変更申請をお願いいたします

ビーノでのSKU対応予定日が 7月31日 となっております。

少しでも早いリリースができるよう努めておりますが、楽天より通達された移行日が 7月31日 より早い場合は、お手数ではございますが、移行日の変更申請をお願いいたします。

変更申請の手順はこちらのRMS店舗運営Naviをご確認くださいませ。

 

(2)事前にRMS店舗運営NaviでSKUプロジェクトについてのご理解をお願いいたします

ビーノではRMSの仕様に基づいて商品登録機能の開発を行っております。

そのため、事前に以下RMS店舗運営Naviにて、SKUプロジェクトの概要や様々な変更点についてご理解を深めていただきますようお願いいたします
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046339

 

(3)SKU移行日までに一時保存中商品の登録・削除をお願いいたします

恐れ入りますが、SKU移行前に一時保存中の商品データをSKU移行後の商品登録機能へ引き継ぐことができません

そのため、ご対応方法をおまとめした記事をご用意しておりますため、必ずご確認の上、ご対応をお願いいたします。
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046339

リニューアルのスケジュール

現時点での楽天市場スケジュール

2022年7月21日現在、楽天市場より発表されましたスケジュールは以下の通りとなります。

楽天市場でSKUに対応した新機能がリリースされますのは2023年4月ですが、移行のタイミングは楽天市場と店舗様の間で合意の上、決定するようになっております。

※詳細につきましては、以下RMS店舗運営NaviもしくはRMSカスタマーサポートへお問い合わせください。

[SKUプロジェクト] 移行日時の決定方法(RMS店舗運営Navi)
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046208

ビーノでの対応スケジュール

2023年7月末頃に対応予定(2023年5月時点)

ビーノでも楽天市場側の仕様変更に合わせ、商品登録機能の大幅なアップデートを行います。

また、RMSにはないビーノ独自の機能を盛り込むことで、店舗様の商品登録時のお手間を少しでも軽減できるような機能開発を検討しております…!

リリースの際には全ご利用店舗様へとメール等にてご案内させていただきますのでぜひお待ちくださいませ。

 

今後、ビーノの機能詳細等を含め、随時情報を更新して参りますため、適宜ご確認いただけますと幸いです🙇🏻‍♂️

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