本記事では2023年に楽天市場で予定されているSKUプロジェクトの概要およびその影響について随時アップデートしながらご説明します。
なお、本記事の内容は Biiino の運営元である株式会社9課が知り得る情報を元におまとめしておりますので、申し訳ございませんが記載以上の詳細についてはRMSカスタマーサポートへとお問い合わせくださいませ。
本記事の対象店舗様について
対象:ビーノで商品登録機能をご利用されている店舗様
現在、ビーノの商品登録機能をご利用されている店舗様は、本記事にてビーノ側の対応予定スケジュールや対応内容をご確認ください。
非対象:ビーノの商品登録機能をご利用されていない店舗様
現在、ビーノで商品登録機能をご利用されておらず、今後もご利用予定のない店舗様は、恐れ入りますが、現在ご利用中のツール提供企業様へ移行時期や対応内容の詳細確認をお願いいたします。
楽天市場配信の移行時期確認メールについて
2022年10月18日追記
現在、楽天市場より店舗様へ配信されております、以下件名のメールについてご案内いたします。
件名:【SKUプロジェクト】移行予定時期確認のお願い
上記メールが届きました場合、必ず「移行時期(仮決定)」をご確認ください。
移行時期が「2023年6-7月」、もしくはそれ以降の場合
店舗様側で必要なご対応はございません。
移行時期が「2023年6-7月」より前の場合
楽天市場へ「2023年6-7月以降」へ移行時期の変更申請をお願いいたします。
なお、ご変更申請は、同メールにございます「移行時期の変更」をご確認ください。
※恐れ入りますが、変更申請の詳しい方法につきましてはRMSカスタマーサポートへお問合わせをお願いいたします。
要点だけ知りたい方へ
まず、「詳しい内容はいいから、要点だけ教えて!」という方向けに結論のみ記載します。
- 2023年4月に楽天市場の商品登録機能がSKUに対応したバージョンへ移行開始されます
- SKU移行に伴い、現行の「項目選択肢別在庫」「タグID」は廃止されます
- SKU移行に伴い、現行の「項目選択肢別在庫」「タグID」は廃止されます
- SKU移行後は、SKU単位での価格設定等ができるようになります
- そのため、同商品の価格違い等を1つの商品ページ上に表示できるようになります
- そのため、同商品の価格違い等を1つの商品ページ上に表示できるようになります
- 2023年6〜7月頃を目処にビーノもSKUに対応した商品登録機能へアップデートします
- 現時点で必要な店舗様対応はございません
本リニューアルに関する詳しいご説明は下部をご覧くださいませ!
SKUプロジェクトってなに?
「そもそも楽天市場のSKUプロジェクトって、一体なんの話?」という方も多いかと思われます。
簡単に書きますと、
現状、楽天市場での商品検索は商品ページ上のテキスト情報(商品名や商品説明文など)に依存した検索となっており、検索内容とは違う商品も表示されるため、希望の商品を見つけづらい状況となっています。
上記状況を改善し、楽天市場でお客様が商品を探しやすくしよう! という楽天計画です。
詳細については、以下RMS店舗運営Naviや楽天大学にて説明がありますので、ぜひそちらをご確認ください。
▼RMS店舗運営Navi: [SKUプロジェクト] 対応ガイド
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000045945
▼楽天大学(RuX): 第一弾「SKUプロジェクトの概要【基礎理解編】」
https://daigaku.rms.rakuten.co.jp/rmsapp/watch/70465
※ Biiino 、SUMAOU! の計画ではなく、楽天市場側の計画となります
SKUとは?
SKUは受発注や在庫管理を行う際の「最小の管理単位」という意味

例えば、上の画像のように1つの商品に対して、
- オレンジのSサイズ
- オレンジのMサイズ
- ブラックのSサイズ
- ブラックのMサイズ
と4つのバリエーション(種類)がある場合、1つ1つのバリエーションをSKUといいます。
(上記商品ページでは4つのSKUを販売している、といった状態)
SKUでなにが変わるの?
SKU単位の管理に変更されることで、商品登録機能が大きくリニューアルします。
また、リニューアルに伴い、今まで楽天市場ではできていなかった以下のようなことができるようになります!
同商品の価格違いを1ページで並べて表示
例えば、ベッドのフレームを販売するとき、これまでは「シングル」と「セミダブル」では価格が異なるため、別々の商品ページにしていたと思いますが、SKU移行後は1つの商品ページ内でそれぞれの価格を並べて見せることができます。
そのため、価格違いの同商品を比較する際に別ページに移動する必要がなくなり、回遊性の向上にも繋がります!

3軸以上のバリエーション設定
これまでの項目選択肢別在庫表では、「縦×横」の2軸までしか設定ができませんでしたが、SKU移行後は3軸以上のバリエーション設定ができるようになるため、豊富なラインナップを表示することができます。

楽天サーチ上でのバリエーション表現
楽天サーチの検索結果上でその商品が持つバリエーションを表現することで、商品ページへの遷移を促進することができます。

楽天サーチ上でSKU画像・単価の表示
これまで項目選択肢別在庫表に設定していた画像は表示がされませんでしたが、SKU移行後はSKU単位の画像が検索結果に表示されるようになります。
また単価も表示することができるため、楽天サーチ上での商品比較がより簡単になります。

RMS店舗運営Naviより引用
店舗様側でのご対応について
✅ Biiinoご利用中の店舗様は現時点にて必須の対応はなし
Biiino をご利用中の店舗様につきましては、ツール側にてSKUに簡単に対応できるよう機能改修を行います。
そのため、現時点にて必須のご対応はございません。
リニューアルのスケジュール
現時点での楽天市場スケジュール
2022年7月21日現在、楽天市場より発表されましたスケジュールは以下の通りとなります。
楽天市場でSKUに対応した新機能がリリースされますのは2023年4月ですが、移行のタイミングは楽天市場と店舗様の間で合意の上、決定するようになっております。
※詳細につきましては、以下RMS店舗運営NaviもしくはRMSカスタマーサポートへお問い合わせください。
[SKUプロジェクト] 移行日時の決定方法(RMS店舗運営Navi)
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046208

ビーノでの対応スケジュール
2023年6〜7月頃に対応予定(2023年1月時点)
ビーノでも楽天市場側の仕様変更に合わせ、商品登録機能の大幅なアップデートを行います。
また、RMSにはないビーノ独自の機能を盛り込むことで、店舗様の商品登録時のお手間を少しでも軽減できるような機能開発を検討しております…!
リリースの際には全ご利用店舗様へとメール等にてご案内させていただきますのでぜひお待ちくださいませ。
今後、ビーノの機能詳細等を含め、随時情報を更新して参りますため、適宜ご確認いただけますと幸いです🙇🏻♂️